何やら難しくなってきた・・・(^_^;)

こんちわ!大坂です

いつもお読みいただきありがとうございます

 

最近難しい本読んでるせいか、頭が破裂しそう・・・です

何かって?

アレルギーの本です

これがめちゃくちゃ複雑で、しかもどんどん進化してる分野

は~・・・

 

そこから得た情報を交えながら、美容室で起こるかぶれについて考えていこうと思います

 

前から書いているパラフェニレンジアミン

主に医薬部外品である白髪染めに配合されてます

感作性がある物質と言われ、いろんなところでその危険性についてうたわれているよね

皮膚が赤くなったり、腫れあがったり、ひどい痒みがでたり

ひどいとアナフィラキシーショックで生命の危険にまでおよぶそう(まあ、まだカラーをして亡くなった方はきいたことがありませんが)

そんな危険な物質らしいです。

ですが!

ひどい症状が出るのは稀で、平気な方は80を超えてもまだまだ白髪染めをしています

そこが不思議なんですよ、そこまで危険な化学物質なのに何故そんな差が出るのか

長年美容師をしてて、いつも疑問に感じてました

検索しても、危険性をうたい症状の出ている写真を扱うばかり・・・

感作性があるので、一度症状が出た方は使用することはできません!!と。

 

一次刺激性接触性皮膚炎とアレルギー性接触性皮膚炎があり

パラフェニレンジアミンによるかぶれはアレルギー性接触皮膚炎だからだと

私もブログ内ではそう書いてきました

大まかに分かってるつもりでした

ですが、この分野はすごく研究が進んでいる分野でしていろんなことが解明されてきてるそうです

日本は世界でもトップを走る分野だそうです

アレルギー。そう免疫学の分野です

 

美容師には不似合いな分野ですよね~~

でもかぶれる可能性のあるものを使っているので

少しはかじった方がいいんじゃないっすかね

 

ってことで、今現在わかってることを少しずつ書いていこうと思います

もちろん今現在も進行中の分野ですし、解釈が分かれてる分野ですので

必ずしも正しい事ばかりではないかもしれませんが・・・

その辺はご理解のほどお願いします

 

アレルギーっていうと

花粉症とかアトピー性皮膚炎とか気管支喘息から、食物アレルギーまでいろいろありますよね

どれも一度発症すると程度の差はあれ、その物質に触れたり特定の食べ物を食べたりすることで、アレルギー症状がすぐに現れるのは知ってると思います。
でもこのアレルギー症状は、初めて触るものや初めて食べるものには症状は出ません。そう全部2度目からアレルギー症状が出るようになります。

この時、身体がその物質に対して抗体を持つことにより、二度目の接触でアレルギー症状が出るようになります
これは生まれ持った体がもつ免疫反応によるもので、本来は病気から体を守る役目をしている機能が、裏目に出てしまうものです

だってそうですよね?スギ花粉やヒノキの花粉ブタクサの花粉とかいろいろあるけど、毒とまではいかないよね~。
牛乳だって、卵だって、小麦だって、蕎麦だってどれもたべものだしね。
人の免疫作用が誤作動を起こしてしまうのが、アレルギーです

と、ここまでは知ってる方は多いと思います。花粉症の方やアトピー性皮膚炎の方はよく勉強をしてご存知だと思います。
ただ、この「免疫反応」かなり複雑だという事が研究の成果で解明されています

免疫っていうと白血球が関与してます。私勉強不足で、白血球は一つだと思ってました。血管の中を流れて細菌とかウィルスとかを攻撃したり排除してるんだろうな~、位の知識でした。まるで小学生並みです・・・💦

で、今では白血球という言葉よりも免疫細胞という言葉を使うそうです。

驚くことなかれ、この免疫細胞にはいろいろあるそうですね。手元にある本を元に挙げてみると・・・

・単球のマクロファージ
・顆粒球の好中球、好酸球、好塩基球
・リンパ球のT細胞、B細胞、自然リンパ球
・樹状細胞、マスト細胞

さらに、リンパ球であるT細胞はTh1(Ⅰ型ヘルパーT細胞)、Th2(Ⅱ型ヘルパーT細胞)、Th17(炎症性のⅠ型ヘルパーT細胞)、Tレグ細胞(制御性T細胞)、キラーT細胞に分かれてるそうです

リンパマッサージとかよく聞くけど、リンパ球にこんなに種類があるなんて知らなかったよ

この全部にそれぞれ役目があって、活動してるそうです

 

次回はそれぞれの役目とか、カブレやアレルギーはどういう仕組み化について触れてこうと思います

興味のある方だけお読みくださいね(^^♪

 

ここまでお読みいただきありがとうございます。

1件のコメント

コメントする

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください