鏡やガラス、ダイアモンド、水晶は磨けば磨くほど
光り輝いて行きます
それでは髪の毛も磨けば・・・
キューティクルを綺麗に磨けば・・・
髪の艶が出て来る・・・はず!?
いつもお読みいただきありがとうございます。
髪艶回復専門サロン サカシタウィードの大坂です
髪の毛は、爪と同じケラチンというたんぱく質でできています
爪にマニキュアを塗る時、爪の形を整えて爪の表面をバッファーなどで軽く磨いてから
塗ると、綺麗になります
爪の表面が凸凹してたら綺麗になりませんよね?
しかし髪の毛の表面は、やすりやバッファーなどで磨くことができません
キューティクルが剥がれて、ボロボロの髪の毛になってしまいます
髪の毛に摩擦は厳禁ですので、ケラチンたんぱく質以上の硬さを持ったもので磨いてしまうと、6~10層あるキューティクルがどんどん剥がれていきます
なので、ケラチンたんぱく質より柔らかいもので磨かないと
髪の艶は出てきません
髪の毛より柔らかく摩擦抵抗の少ないもの、何があるでしょう?
普段使っている動物の毛のブラシ?ナイロンのブラシ?
これは、硬さが同じか髪の毛以上に硬いですよね
これらで無理にブローしたり、引っ張ったり、梳かしていると
いずれキューティクルが剥がれていき
キューティクルに傷を作る原因にもなってしまいます
ではアイロン?
アイロンは、挟むだけではキューティクルは剥がれませんが
滑らせていくと摩擦が起こります
キューティクルに傷はつきにくいのですが
適切な温度と、適度な引っ張り加減で使用しないと
キューティクルや髪の内部のダメージを進行させてしまうこともあります
髪に艶は出ますが、危険度も増していきます
およそ形を成しているものは、その硬さと摩擦抵抗により
いずれキューティクルを剥がし、ダメージの原因を作ります
ということは・・・
固体ではなく、液体か気体ですよね?
どちらも大事ですが
キューティクルに傷を作らず、汚れを落としてくれるもの
として見ると
髪を磨くものは水が最適でしょう
次回は、この髪を磨く「水」について書こうと思います
ここまでお読みいただきありがとうございます。
髪艶回復専門サロン サカシタウィード 代表大坂正樹