いつもお読みいただきありがとうございます。
ヘアサロンサカシタウィードの大坂です
今回は、ジアミンフリーカラー「ノンジアミンカラー ヘルバ」です
ノンジアミンカラー ヘルバは「アレルギーの原因の一つであるジアミンを使わないヘアカラーは作れないか?」を開発テーマに研究開発が始まり、数百種類の組み合わせの中から作り上げたヘアカラーです
ホームカラー、美容室で一般的に使うカラーとは、まったく違うカラーです
ノンジアミンカラーヘルバは、出来るだけ肌にやさしい染料を使いたいと考えて作った商品です
6種類あるノンジアミン系の染料・中間体のうち2種類と、14種類あるノンジアミン系のカップラーの中から4種類のみを使用しています。
6種類あるノンジアミン系の直接染料は、肌に刺激が強いので一切使っていません
*また、ジアミン以外でも、肌に刺激の強い染料は省いています
こんな方におススメします
・通常の白髪染めでかぶれてしまう方(パッチテストは必要です)
・アレルギーでヘアカラーが心配な方(100%安心という訳ではありません)
・ヘアカラーをした後に頭皮がかゆくなる方
・ヘアカラーの刺激を我慢して染めている方
・ヘナによる色合いが苦手な方
*また、頭皮がかゆくなる方、刺激を我慢している方にはノンジアミンカラーがある会社だからできる、ジアミン染料を減らし、刺激を緩和したハイブリッドカラーもあります。(こちらは通常の白髪染めでかぶれてしまう方には使用できません)
デメリット
・トーンを選べるため、アルカリ剤が配合されています(通常の白髪染めより3割ほど少なくなっています) 非常に敏感な方は、アルカリの刺激が感じます
・白髪染めに使用できる色相が、1種類しかない
今のところ白髪染めに使用できる色は、ナチュラル系のブラウンのみとなっています
・通常の白髪染めに比べ、放置時間が30~40分と少し長い
・通常の白髪染めに比べ、色持ちが劣る
アルカリ剤を配合していますが、髪と頭皮へのダメージは最小限に抑えてあり
その後のアルカリ中和を行うことにより、さらにダメージを抑えることもできます
ノンジアミンカラーは、ほかのメーカーとはコンセプトが違います
今までいろんな白髪染めを見て聞いて使用してきましたが
アレルギー問題に直に向き合って、作られたカラーは聞いたことがありません
ジアミン以外にアレルギーが出てしまう敏感肌の方には、不向きかもしれませんが
是非一度パッチテストから試してみて下さい
いつまでもきれいな髪で染める手助けが出来れば幸いです
パッチテストから試してみたい方はこちら
03-6435-2228まで
気軽にお電話ください
お電話お待ちしています(^^♪
前回にもジアミンのことは書かせていただきましたが
ノンジアミンカラーを作っているアペティートという会社から
さらに詳しい資料を頂きましたので、もう一度書かせていただきます
気になる方はお読みください
ジアミンとは?(パラフェニレンジアミン(PPDA)等のことです)
基本的に酸化染毛剤です。比較的低コストで色の種類も豊富で、少量で尚且つ短時間で髪をしっかり染めることができる染料なので、ほとんど全てのヘアカラーの一剤に含まれています。
ジアミンは色素になる前の染料で、毛皮質や毛髄質へ浸透し、そこで酸化されて発色します。この時毛髪を構成するケラチンたんぱく質と結合し、不溶性の色素となるので、洗髪によって色が落ちにくくなります。
また、ジアミンは色を黒くするのが得意で、染まりにくい白髪もしっかり染めることができる染料です。
毛染め剤によるアレルギー
ジアミンは、アレルギー性の接触性皮膚炎を引き起こすことがあります。毛染め剤による被害は、その多くがアレルギーによるものです。皮膚のかぶれ程度で済めばよいのですが、呼吸困難・頻脈・悪寒など、症状が極めて強く出る急性・全身性のアナフィラキシーショックでは、死亡する例もあるそうです。日頃反応がなくても、突然アナフィラキシーの反応が出ないという保証はありません。
アレルギーは、まず自分の身体に異物が入ることから始まります。外から入ってくる異物に対して、体を守る仕組みとして免疫システムがあります。この働きで、体の中に抗体ができます。抗体ができた後で、同じ異物が体に入ってくると、今度は抗体がこれを撃退しようとするこの時に、アレルギーの反応が生じます。
初めて毛染めをしたときに何も起きなかったら、その後もずっと安全だということは出来ません。実際に反応が出るのは数年後という場合もあるそうです。自分はアレルギー体質ではないと安心して毛染めを続けていて、数か月後、あるいは数年もたってから苦しまなければならない人もいます。
参考文献(月間「生活と環境」03年5月号)
ここまでお読みいただきありがとうございます。
ヘアサロンサカシタウィード 代表大坂正樹