「酸素とケイ素と有機基からなる有機化合物」
・熱や光に強く、柔軟性があり通気性が高い。
・安全な素材のため、日用品や食品、工業、医療の分野などで活用
exp)シリコンスチーマー、コンタクトレンズ、ティッシュペーパー、柔軟剤など
ヘアケア商品に配合されている「シリコーン」
1.シリコーン (ジメチコン)
・分子量の大小により、さらさら~しっとりとした質感や、すべり、艶、重さなどを変えられる
・ゴム状~粘液状~液状まで
2.水溶性シリコーン 水溶性ポリエーテル変性シリコーン (ジメチコンコポリオール)
・シリコーンに界面活性剤を結合させて、水に溶けるようにしたもの
・エアゾールなどの起泡性分として配合。(シャンプーで簡単に落とせる)
3.環状シリコーン (シクロメチコン)
・分子量が非常に小さく、髪への吸着はほとんどない。
・軽い使用感で、艶出しスプレーやオイル系のトリートメントに配合。熱によって揮発しやすいシリコーン
4.カチオン化シリコーン (アモジメチコン、アミノ変性シリコーン)
・(+)プラス電荷をもたせた(カチオン化)シリコーンで、分子量が大きく髪に吸着しやすい
・髪への吸着性とコンディション効果が高く、艶、滑らかさ、柔らかさがアップする
*ビルドアップする(髪表面に過剰に蓄積すること)ことで感触が損なわれる問題がある。
「(加水分解シルク/PG-プロピルメチルシランジオール)クロスポリマー」を、アミノ変性シリコーン含有コンディショナーに配合することで、ビルドアップを抑制し良好な感触を維持する効果がある。