アレルギー発生のメカニズムとその種類

アレルギーとは・・・

人類が500万年といわれる進化の中で獲得した、毒性成分から身体を守る「生体防御反応」です

主な毒性成分とは・・・

1、毒性たんぱく

毒性植物・動物毒・カビ・細菌・ウイルス毒・食料の腐敗

2、化学物質・重金属

身体に対する毒性・刺激性・異物性

アレルギーの発生原因

①許容量(一定の毒性成分を受け入れる生体機能)を超えた場合

②皮膚の生体防御機構(皮膚免疫性・自然治癒力・皮脂膜)の低下

③その他

・睡眠不足→ヒプノトキシン(睡眠毒素)の分泌

・疲労→乳酸の増加

・体調不良→皮膚の生体防御機構(皮膚免疫性・自然治癒力・皮脂膜)の低下を招く

・過度の喫煙→ビタミンCの線維芽細胞の働きの低下による、プロテオグリカンの形成不全

・二日酔い→アセトアルデヒドの分泌

・ストレス→カテコールアミンの分泌(ノルアドレナリン、アドレナリン、ドーパミンの異常分泌)

・偏食→栄養失調

☆女性ホルモン(卵胞ホルモン)の分泌不全⇒生理、妊娠(妊娠~6か月)、出産(出産~10か月)、更年期、ピルの服用、無理なダイエット

☆薬害(副作用)⇒睡眠薬、精神安定剤、鎮痛剤、血圧降下剤、喘息薬、抗がん剤、ホルモン剤、その他

アレルギー発生のメカニズム

A.毒性反応・・・表皮⇒好塩基球の破裂

B.アナフィラキシー・・・真皮⇒肥満細胞の破裂

が起き、細胞障害物質であるヒスタミンやヘパリンが分泌されます

C.自己免疫疾患・・・表皮⇒好中球の異常活性

により、細胞障害物質である活性酸素、たんぱく質分解酵素が分泌されます

結果、細胞の損傷が起きて

・痒み

・痛み

・紅斑

・かぶれ

・脱毛

などの、危険信号、障害反応としてあらわれます