重要:初めて白髪染めをする方は必ずお読みください

 

白髪染めは危険です!!

稀に、生活に支障を来たすほどの重症化した症状が出ることがあります!

“カラーグレス・予防カラー以外で染めている方はご注意ください”

とくに今現在、金属アレルギーや花粉症、光過敏症などの何らかの自己免疫疾患や、化学物質過敏症をお持ちの方は、注意が必要です。

 

こんな症状を繰り返すことはありませんか?

▢痒み・痛みが繰り返される
▢傷が治りにくい
▢発赤(紅斑)が繰り返される
▢虫刺されが治りにくい
▢湿疹が繰り返される
▢蕁麻疹が繰り返される
▢毛が細く痩せて、脱毛が増えた

これらが悪化すると

▢発生する範囲が広がっている
▢症状が慢性化している
▢発生するサイクルが短くなっている
▢過剰反応を起こす物質が増えている

過剰反応を起こしている物質は何ですか?

▢水 ▢汗 ▢毛髪 ▢犬猫の毛 ▢樹木 ▢野菜

▢果物 ▢花粉 ▢匂い ▢天然繊維(ウール、カシミア、コットン、シルク、その他)

▢天然成分 ▢圧迫 ▢摩擦 ▢紫外線 ▢風

▢乾燥 ▢温度 ▢黄砂 ▢金属(ピアス、指輪、ネックレス)

▢音 ▢薬疹

✅が多いほど白髪染めで皮膚炎が起こりやすくなります

 

毛染めにはおもに、2つの皮膚炎を引き起こす可能性があります

①刺激性接触皮膚炎

②アレルギー性接触皮膚炎

お気付きかと思いますが、ある物質が皮膚に触れることから始まります。
白髪は根元から生えてくるため、白髪染めは頭皮からたっぷりと塗布することが多く、皮膚炎が起こりやすくなります

 

①刺激性接触皮膚炎

その物質自体に刺激性があり、皮膚に触れることによって起こる何らかの症状です(ヒリヒリ、チクチク、熱く感じる、ただれなど)

この場合、早期に流水でよく流すと治まります

カラー剤による原因物質:過酸化水素()、アンモニアなど

*過酸化水素は刺激のほかに、色素幹細胞にダメージを与えるといわれ、白髪が余計に増える可能性があることを指摘されています

 

②アレルギー性接触皮膚炎

ある物質に繰り返し暴露されることにより、免疫細胞がその物質の構造を覚え(惹起と感作)、過剰反応を起こした時に出る症状です(発赤、痒み、湿疹、蕁麻疹、滲出、火照り、口中の腫れ、目の周りの痒みと発赤、顔全体のほてりと腫れ等)

アレルギー症状が出た時は、速やかに病院での対症療法となり、完治することはありません

またアレルギーには、交差反応(化学式が似ている物質に反応が起こりやすくなる)があり、普段の生活にも気を配る必要がでてきます

カラー剤による原因物質:パラフェニレンジアミン、フェノール系染料、ジアミン系染料、レゾルシン、モノエタノールアミン、界面活性剤、防腐剤、香料などが考えられます

 

白髪染めには、パラフェニレンジアミンという酸化染料が配合されています。ジャパニーズスタンダードアレルゲンに指定されている位、アレルギーを引き起こしやすい化学合成染料です。

しかし、この成分がないと成り立たない位、白髪染めには必要な成分です。

 

心身ともに健康で正常な皮膚の場合、通常アレルギーは起こりにくいのですが

・季節の変わり目や病中病後、産中産後、内臓疾患、睡眠不足、疲労、過労、過乾燥、傷、過度なストレスなどによりアレルギーは起こりやすくなります

・ホームカラーをすることにより、カラー剤に暴露される回数が増えるほどアレルギーになりやすくなります

 

これらのことを念頭に白髪染めを始めて下さい

アレルギーの心配のある方は、必ずその旨をお伝えください

適切な処理をすることによってのみ、アレルギーリスクを極限まで少なくすることが可能になります