何かと問題の多い「過酸化脂質」

こんちわ!大坂です

いつもお読みいただきありがとうございます

 

過酸化脂質って知ってますか?

誰にでも覚えのある、頭皮の痒みや炎症、嫌な臭いのもとになってるかも知れませんよ

そんな過酸化脂質について、その仕組みと改善方法を

毛髪診断士の資格を持った現役美容師が解き明かしていこうと思います。

 

まずは、過酸化脂質になってしまう大元の皮脂についてから

皮脂を構成している主な脂質には

ドロドロの飽和脂肪酸と、サラサラの不飽和脂肪酸があります(詳しい成分についてはいずれ書きます)

この2つがバランスよくミックスされたものが、毛穴の奥にある皮脂腺から出てきます

この皮脂と汗が混ざると皮脂膜という薄い保護膜が完成し

皮膚の表面を覆うようになります

皮膚の最表面にある表皮とこの皮脂膜で、外界からの様々な刺激から私たちの身体を守っています

その主な役目としては

①皮膚の水分を保つ保湿作用

②殺菌作用

③皮膚を滑らかにする

などがあると言われています

①の保湿作用は重要で、皮脂膜がないと簡単に皮膚の水分が蒸発し乾燥肌になってしまい、いろんなトラブルの原因になってしまいます。
例えばアトピー性皮膚炎の方は、皮脂膜が構成されていないことから始まり、乾燥肌が原因で簡単に外界の刺激に負けてしまうことから始まります。
最新の研究では、幼児期の肌の乾燥が原因でアレルギー疾患が増えたという研究報告があるほどです。皮膚を保湿する皮脂膜は大切です。

②の殺菌作用については、皮脂膜は弱酸性に保たれているということです。ほとんどの病原菌はアルカリ性環境を好みます。
弱酸性の皮脂膜は、害をなす細菌が増えにくい状態に保っています。

③の皮膚を滑らかにする効果の一端を皮脂膜が担っています。油分は生体にとって必要なもので、皮膚表面に皮脂膜がある場合、滑りが良くなり肌や髪をなめらかにする手助けをしています。

この様に、皮脂は私たちの身体を最先端で守る大切なモノです。

 

ここまでで、皮脂の大切さがわかったと思いますが

この何が問題かというと・・・

役目を終えた皮脂が皮膚に残ってしまうことが問題になってきます

そう、酸化です!!

酸化して過酸化脂質という物質に変わります

 

皮脂を構成している成分の中で最も酸化しやすい、スクワレンから酸化していきます(因みに化粧品に入っているのは酸化しにくくするために水素を添加したスクワランです)

油脂はひとたび酸化が始まると、ドミノ倒しのように次々と進行していきます。

最後にはその酸化して滞留した過酸化脂質が、皮膚の炎症を起こす引き金になっているのです。

過酸化脂質が毛穴などに残留してしまうと、痒みを引き起こすようになります

痒みとは、

体中に張り巡らされた身体の見張り番である、神経細胞のひとつを刺激することから起こるシグナルです。

この場合は除去が必要なことを脳に知らせるシグナルです

除去せずにほおっておくと、今度は痒みから炎症に変わります

対処が遅れるほどに、慢性皮膚炎となり何らかの症状が現れてきます。

頭皮に限っていうと、健康な頭皮の色は青白いのですが、ほとんどの方はピンクがかっています。何かの炎症が始まってるんでしょうね。(お医者さんではないので、明言は避けます)

 

では、皮脂の酸化はどの位から始まっているのでしょうか?

これには諸説個人差があるのですが、早い皮脂成分は5~6時間後には始まっているそうです。

完全に過酸化脂質になるには、24~48時間と言われています。この間に皮脂の熟成が進んでるんでしょうね

48時間たったら強力な過酸化脂質になってると思いますが、いったん毛穴に過酸化脂質が詰まってしまうと、普通のシャンプーでは落とすことはできなくなります。

その一つのいわれには

皮脂は色んなものを抱き込んでしまう性質があるからです。
・シャンプー剤の洗い残し
・残留したトリートメント成分のどれか
・洗い残した整髪料
・空気中に存在するチリやほこり、排気ガス、地下鉄などに舞っている金属
などの要因が出てきます。

 

・毎日シャンプーしてるのに頭皮が痒い

・シャンプーしたのに、数時間後には嫌なにおいがする

・しっかりシャンプーしてるのに髪がベトベトする

・頭皮がピンク色赤がかっている

などの原因は髪や毛穴に滞留している過酸化脂質が元になっているかもしれません。

だからといって、

洗浄力の強いシャンプーで洗うようになると別の弊害が現れるようになります。

取り過ぎた皮脂が原因で保護膜がなくなり、ダイレクトに強い界面活性剤の刺激が加わり炎症のもとになったり、皮脂が過剰に分泌されるようになったりします。

石けんシャンプーもよいと言われていますが、石けん成分は水道水に含まれる微量なミネラル分とも反応してしまい、金属石けんという石けんカスが、髪や皮膚に残留してしまいこれもまた炎症のもとになったり、得体のしれない臭いのもとになったり、髪のゴワツキに繋がってきます。

これらを考えられたものもあるとは思いますが、石けんシャンプーは良いという神話だけに飛びついてしまうのもどうかと思います。

 

では、どうしたら痒みや炎症、頭皮の臭いの根源「過酸化脂質」を除去することができるでしょう?

最も効果的な方法とは?

オイルが良いという方もいます

炭酸が良いという方もいます

 

特にホホバオイルなんかは効果が期待できます

油は油で乳化することにより、皮脂汚れが浮かび上がりやすくなります

元が脂質である過酸化脂質も毛穴から浮かび上がり、落としやすくなります

炭酸は、シャンプーの洗浄力を高める効果もあります

また、流しで炭酸を使用するとその効果からシャンプー残留物も減ります

どちらも通常のシャンプーに比べ、格段の効果が期待できます

 

ですが、欠点もあります

ホホバオイルなどを使用したオイルクレンジングは、毛穴に詰まっている過酸化脂質だけを落とすのには効果があるかもしれませんが

過酸化脂質にその他の汚れが混ざり合った、複合過酸化脂質汚れになってくると疑問が出てきます

洋服の襟や袖についた頑固な汚れに、ホホバオイルを塗って落とすっていうのは、まだ聞いたことがありません

ホホバオイルを流すときのシャンプー剤選びも気になるところですが・・・。

 

炭酸はシャンプーの洗浄力を上げるのですが、やはり複合過酸化脂質汚れになるとやや力不足になります

洗濯で使うワイドハイターのような、過酸化水素ほどの効果は期待できないような気がします

 

オイルを使うのも炭酸を使うのもヘッドスパをするのもよいのですが

今現在、最も効果の期待できるのは

髪と頭皮の汚れを落とすことに特化している

「ピュアミング」ではないでしょうか

かなりこだわっているディープクレンジングヘッドスパです

3種類の専用ローションと専用シャンプー専用コンディショナーを使用します

何回かブログ内で紹介していますが

次回からもう一度「ピュアミング」を振り返ってみようと思います

 

ここまでお読みいただきありがとうございます。

 

 

 

 

 

 

 

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