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白髪染めトラブルバスターの
大坂です
話題に上ることが多い毛染め成分
「パラフェニレンジアミン」
アレルギーを引き起こしやすくて有名です
アレルギーを引き起こしやすい理由はいろいろあるでしょうが
その一つに浸透力があるんだと思う
とりあえずこれを見て下さい⇩
あるメーカーのパウダーカラーの容器を上から見た写真
ちなみに、未開封ね
左と右の蓋の色が違うことがわかると思うけど
始めは同じ蓋の色で
右の容器の方は、日に日に蓋の色が濃くなっていきました
左がベージュで
右がブラウンの容器です
ベージュには硫酸パラフェニレンジアミンが
ブラウンにはパラフェニレンジアミンが入ってます
わかります?
パラフェニレンジアミンはプラスチックの容器をすり抜けるんですよ
同じような名前の硫酸パラフェニレンジアミンは、容器の色が全く変わってないことから、すり抜けられないんですよ
化学式から見たら、些細な違いかもしれないけど
その小さな違いが、結果的に大きな違いを生んでるかもしれないんだよね
何が言いたいかというと
皮膚のバリア機能はプラスチック並み
「皮膚は考える 傳田光洋著より」
身体の水分を失わないため、外からの水分の侵入を防ぐため
死んだ細胞でできた薄い角層が、バリア機能を担っています
想像がつきませんか?
プラスチックの容器をすり抜けるパラフェニレンジアミンは
皮膚の角層もすり抜けるかもしれないということを
だから、アレルギーが起こりやすいんだと思いませんか?
免疫については複雑でわからないことが多いと言われてますが
少なくとも、身体の中にはいり込まなければ免疫細胞は反応しません
アレルギーは起こらないんですよ
花粉やウィルスは、粘液を通して体に侵入します
パラフェニレンジアミンは、角層を通して侵入します
アレルギーが起きないかもしれないし
すぐにアレルギーが起こるかもしれません
これは誰にも分りません
だったら
できるリスクは避けた方がいいと思わない?
パウダーカラーは、刺激がなく髪を傷めません
なので、うちのサロンでは
パラフェニレンジアミンが入ったブラウンは使っていません!
アレルギーのリスクを避けるため
小さな工夫を積み重ねています
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