いつもお読みいただきありがとうございます
白髪染めトラブルレスキューサロンの
大坂です
コロナウィルスもアレルギーも
免疫細胞が関係しています
免疫細胞は体の中に侵入した異物を捕まえて
排除する役目を持っています
なので
体の中に異物が入らなければ
何も起こりません
ただ、その異物がどこから侵入するかによって
免疫細胞の働き方が変わります
たとえば
食べ物は体にとっては異物なのですが、栄養であるため
口から入る異物(経口摂取)は免疫寛容がはたらき
免疫細胞が働きにくくなっています
口から入る異物で体に何らかの異変がある時
それは、その食べ物が腐っていたり、毒物であったり、細菌が付着しているものの場合、腸にある免疫細胞が働き体に異常が起きます
免疫細胞が働きやすい異物の侵入経路は
眼、鼻、傷口などの常に湿っている部分や
アトピー性皮膚炎のように、肌に潤いがなく乾燥していると
免疫細胞が活発に働きます
このような部分には、最初に異物を捕まえるランゲルハンス細胞や樹状細胞が、たくさん集まっています
食物アレルギーは口から入ったものに反応しますが
じつは、その前に皮膚から吸収されてアレルギーを引き起こしていて
口から入った食べ物を異物と認識してしまった免疫細胞が起こす症状です
複雑なようでいて、理にかなっているのが免疫機能です
ただ、免疫細胞はたまに誤作動を起こします
花粉症や食物アレルギーがいい例で、本来身体に対して害のないモノに反応することがあります。これはすべての人に起きるわけではなく、その原因は諸説あってはっきりしていないのですが、特に先進国に多いことから、薬害や抗生物質の乱用が、原因の一つに挙げられているそうです
また、シャンプー、リンスや化粧品類、消炎剤、殺菌剤、抗ヒスタミン剤、ホルモン剤などの化学物質の乱用は、その分子が小さいことから免疫細胞が誤作動を起こしやすくするとも言われています
免疫細胞は
・働き過ぎると、過剰に反応してアレルギーを起こしやすくし
・働かなすぎると、細菌やウィルスに負けて病気になりやすくなるという
非常にデリケートで、絶妙なバランスを保っていなければいけないものです
偏った食生活や、少ない睡眠時間、過度なストレスや過度な運動でも
免疫細胞の働きのバランスは容易に崩れます
規則正しい生活のリズムを保つことが難しい現在ですが
からだの健康を見直すときかもしれませんね
まとめると
アレルギーの原因は死んでいる異物に対して働くことに対し
ウィルスや細菌は生きていて、免疫細胞と戦っていることです
こちらの著書を参考にさせて頂きました⇩
[参考文献]
・わかりやすい アレルギー・免疫学講義 扇元啓司著
・アレルギーのしくみ 斎藤博久著
・職業性アレルギー疾患診療ガイドライン2016 協和企画
・見ながら学習なっとくずかん 細菌 監修鈴木智順
・あなたの体は9割が細菌 微生物の生態系が崩れはじめた アランナ・コリン著 矢野真千子:訳
・土と内臓 微生物がつくる世界 D・モントゴメリー+A・ビクレー著 片岡夏実:訳
ここまでの話
ゼロテク、ゼロタッチ、グレスタッチ
と全く関係ない話に思われるかもしれませんが
そうでもなくて
どれもカラー剤を塗布する時の共通の技法なんですが
どのテクニックも、頭皮に薬剤をつけないように塗布する技術です
わかりませんか?
身体に(頭皮や皮膚)に異物が触れなければ、免疫細胞が働かない
ってことなんですよ
免疫細胞が働かなければ、アレルギーにもならないってことです
皮膚炎も起こりません
もちろん、理屈上の話になるかもしれませんが
それを100%に近づけるその他のことも大切です
その他のことの一つに
グレスタッチがあります
ゼロタッチと似ていますが
グレスタッチは、各サロン間、各技術者間の差をなくすために
細かくマニュアルを設定していることです
(たとえば、カラー剤のまぜ方だったり、薬剤のコームで馴染ませ方だったり、スライス幅の取り決めだったり、約20の項目があります。業務規定によりここでは詳しく話せません)
技術の認定試験を設定し、基準をクリアできていないと不合格になります
また、時間と共に独自化して間違った方向に行かないための、1年に1度の更新試験も設けられています
グレスタッチは、ゼロタッチ、ゼロテクと同じようですが
最大の違いは
お客様の安心安全を守るために、技術が細かく体系化されていることです
なんですが
総じてゼロタッチ、ゼロテク、グレスタッチをしているサロンは
お客様のことをよく考えているんですよ
そんなサロンをわたしはリスペクトしています(^^♪
グレスタッチしてますか?
ここまでお読みいただきありがとうございます