アドレナル・ファティーグと白髪染め

アドレナル・ファティーグ(副腎疲労)と白髪染めについて

 

当サロンには、白髪染めでお悩みの・アトピーの方・アレルギーをお持ちの方・皮膚過敏症の方が多数ご来店いただいています

そんななか今回は、副腎疲労と診断され、体に発症した湿疹や痒みに悩まされているお客様がご来店しました・・・

 

「副腎疲労」とは、何らかの原因により副腎の機能が低下することにより、様々な症状が体に表れてしまっている状態を指すようです

 

何らかの原因とは個人差があるようですが、ストレスが原因となって起こります

 

ストレスの種類には、身体的なもの、情緒的なもの、心理的なもの、環境に由来するもの、感染性のもの、あるいはこれらが組み合わさったものがあります

最悪のストレスは、最愛の人の死、交通事故、深刻な病気など突然起こります

 

しかし、ほとんどのストレスは、日常の生活の中に潜んでいます

 

たとえば

激しい運動、身近な人との口論、職場でのプレッシャー、人間関係の不満、歯通、インフルエンザ、環境有害物質、栄養不足などなど・・・

小さなストレスでも、積み重なり、慢性化することによって副腎疲労は起きてしまいます

 

副腎の仕事

けがや病気、仕事や対人関係の問題に至るまで、ありとあらゆるストレス源に対処できるようにするのが副腎の仕事です

 

副腎から分泌される抗炎症性・抗酸化性ホルモンの保護作用は、アルコールや薬物、食物・環境のアレルゲンに対する反応を、最小限に抑えるのに役立っています

アレルギー症状は、ヒスタミンやほかの炎症性物質の放出が伴い、結果、皮膚には痒みや湿疹などの症状が現れます

対して、副腎皮質から放出されるコルチゾールは、強力な抗炎症性物質でアレルギー反応を抑えるという重要な役割を持っています

 

したがって

食物・環境アレルギーのある人の副腎機能は、一般的に弱いといえます

 

からだを守る免疫細胞によるヒスタミンの放出が多いほど、炎症反応の制御に必要とされるコルチゾール量が多くなり、副腎が忙しく働けなければならないほど副腎の疲労を高めてしまいます

 

結果、副腎疲労によって

生産するコルチゾール量が減り、ヒスタミンによる細胞組織の炎症を許してしまいます

 

この悪循環を断ち切るために実行できることは、どんなことでも副腎を支援し、アレルギーの効果を弱めます

医者も知らないアドレナル・ファティーグ

ジェームズ・L・ウィルソン著より引用

 

そんな今回のお客様は、医療機関で副腎疲労の受診を受けてしまったそうです。そこまでに至る理由にも心当たりが十分あるそうです

体には湿疹が出ていて、頭皮には見当たる異常は出てないのですが、常に痒みと格闘しているそうです

それでも伸びてきている白髪をどうにかしたいとご来店いただきました。白髪染めの危険度はある程度知っているので、少しでも安全に染めることがご要望です

 

白髪染めに使用するヘアカラー剤には、どんなもの(たとえオーガニックやノンジアミンを訴えるカラー剤等)にも、アレルギーを引き起こすかもしれない成分や皮膚障害を起こす成分が多々含まれています

残念ながら100%体に安心な物質・カラー剤はありません

それらをできうる限り回避するために、今回はカラーグレスで処置させていただきました

カラーグレスは、アトピーの方やアレルギーをお持ちの方、過敏症の方にも有効な技術の一つです

 

ただし

今回のお客様のように副腎疲労を起こしている方は、その他の食物や生活からくるストレスで、簡単にアレルギー症状を引き起こします

 

カラーグレスで痒みや湿疹が無くなるわけでもなく、あくまでも白髪染めによるアレルギー症状の回避、副腎への負担をなくすための処置となります

 

大事に至る前に、どんな些細なことでも、副腎の回復に努めることが大切と思います

 

〇〇さん、どうか自分のおカラダをたいせつに

 

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