経皮毒。

qimono / Pixabay

いつもお読みいただきありがとうございます!

毛髪診断士指導講師の大坂です

 

季節の変わり目って皮膚トラブルが多くなります

特に、温度と湿度の変わり目が要注意。夏の高温、高湿度から急に湿度が下がり始めると、皮膚は乾燥を察知して乾燥に適した肌につくり変えます。乾燥した日が続くと皮膚の角層が厚くなっていくことが化学的にも証明されています。ただこの時に皮膚が敏感になってるらしく、普段は大丈夫だった化粧品やシャンプー・コンディショナー・トリートメントや石けん、台所洗剤などに敏感に反応してしまい、痒みがでたりします。
特にこれからの時期はお気を付けください。

 

経皮毒って、最近聞かなくなりましたけど

みなさんはどう思います?

使ってはいけない〇〇!とか

これが危ない!!とか

色々ありましたよね?

その後どうなったんでしょう?

ガンになるとか、病気になるとかいろいろ言われましたが・・・

実際どうなの??っていわれると

じつは経皮毒は・・・

ありますというか、あると思います。

ガンの原因とか病気の原因とかのつながりはわかりませんが、皮膚の構造からみてはっきり言えることは、化学物質は皮膚をすり抜けます。
アレルギーが多くなっている今、間違いなく皮膚にとっての経皮毒はあるでしょう。

皮膚は丈夫な仕組みができていて、水は通しません。細菌が侵入しても免疫システムによって駆除されます。が、化学物質になると厄介で、その大きさが非常に小さいものがあり、皮膚をすり抜けます。免疫細胞も気付かないサイズの化学物質もあります。その場合そのすり抜けた化学物質が皮膚のたんぱく質と結合した時、表皮に存在するランゲルハンス細胞が異物と認識し、捕まえてリンパ節送りにして免疫細胞を活発化させます。その結果現れる症状が痒みだったり、湿疹だったり、赤味、蕁麻疹などのアレルギー性皮膚炎となって現れます(美容でいうとパーマ液やカラー剤)。
その化学物質に刺激性があると、即座に沁みたり痛みとなって現れます(過酸化水素や強酸性強アルカリ物質)。
刺激性の弱いモノでも、反復使用することによりアレルギー症状が現れます(シャンプーやトリートメント類)。

免疫細胞にも見つからず皮膚のたんぱく質とも結合せずに体の中に侵入した化学物質が、その後どうなるかは知りません。運が良ければ尿として排泄されると思いますが・・・。

まとめると、皮膚から見たら経皮毒はあります!

というか、経皮毒という言葉がアレルギーという言葉に置き換わっただけかもしれません。

 

ここまでお読みいただきありがとうございます

 

コメントする

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください