いつもお読みいただきありがとうございます。
ヘアサロンサカシタウィードの大坂です
美容室で髪が傷むメニュー
・ハイブリーチ
・縮毛矯正
・ストレートパーマ
・デジタルパーマ
・ヘアカラー全般
・コールドパーマ
などがあります
じつは、これよりも髪が傷むことがあります
それは、間違ったホームケア!!
美容室で行うメニューは、それぞれ1か月から長いもので半年に1度
その間のホームケアでさらにダメージが進みます
ウイッグで色々試しましたが、そうそう髪がビビリ毛になるものではありません
同じ場所で縮毛矯正を何度も繰り返し、そこにブリーチをしたり、また縮毛矯正を試してみたり
十何度目かで、ようやくビビリ毛が完成します
薬と適切な施術だけでビビリ毛を作ることは大変です
もちろん、ビビリ毛は髪のダメージの最終形で
その時々のダメージが蓄積されて、最後に髪がチジれた状態になるのがビビリ毛です
薬でのダメージは、目に見えなくても髪に蓄積されています
そのダメージを速く表に出してしまうのが、間違ったホームケアや普段のお手入れです
一番重要と思われること、あまり知られていませんがそれは・・・
・ブラッシングやブロー、シャンプー、ほつれた髪を無理に櫛で梳かすなど
髪を引っ張るという行為です
これが、一番と言っていいほど髪を傷めています
一度では傷むことはありませんが、これは毎日何度も行っています
一年365日×(ブロー+濡れた状態で無理に髪を梳かした回数+ブラッシング+α)
髪の毛には耐えられる荷重というモノがあり、ある一定の力がかかると髪の毛は切れてしまいます
床に落ちている髪の毛に、毛根がついていなければ、それは必要以上に荷重がかかり切れてしまった髪の毛です
髪の毛は、ある程度は引っ張っても元に戻りますが、それ以上の力が加わると切れます
それは、髪の毛の中でらせん状に重なり合っている、フィブリルという繊維の結合が切れるということです
切れるほど引っ張られているので、もちろんキューティクルも傷み、その他の結合も緩んでしまっている場合もあります
染めている髪の毛、パーマがかかっている髪の毛、縮毛矯正をした髪の毛、ストレートパーマをかけた髪の毛など、傷んでいる髪の毛ほど切れやすく、床に落ちている切れ毛が多くなっているはずです
髪の毛は痛いという前に切れてしまいます
伝わっていますでしょうか?
要するに、毛髪内部の切れてしまった結合は、縫い合わせることができません
切れたり緩んでしまった結合は、修復することはないのです
この様に、縺れている髪を無理に梳かしたり、髪が絡んでいるのに無理にブローするような「髪を引っ張る」という行為により、髪の毛は傷んでしまっているのです
カラーしている髪、パーマをかけている髪、縮毛矯正をかけている髪
傷んでいる髪を、傷ませる行為でさらに傷ませる
さらに傷んでしまった髪に、カラーをする、縮毛矯正をかける・・・
知らずにいると、負のスパイラルに陥ります
正しいホームケアとは?
絡まりやすい髪の毛は、毛先から目の粗い櫛で優しくとぎほぐしてください
それでも絡まる時は、箸などツルツルしたモノを絡まる毛束に入れ
片方の毛束を指で持ち、毛束を優しく裂くように広げていってください
シャンプーを流すときも、毛先からほぐすように優しく流し
タオルで拭くときも、ゴシゴシせず優しく包み込んでから
タオルを軽く抑えながら水気を取ってください
濡れている髪の毛はできるだけ早く乾かすようにしましょう
長い髪の毛は、毛先から乾かすと絡みにくくなります
髪の毛は顔と同じく、優しく扱えば絡むことも少なくなると思います
髪の毛を引っ張るという行為は、出来るだけ控えて下さい
とても大切なことなので、少し長くなってしまいましたが
少しでも多くの方がきれいな髪でいられることを
心より望んでいます♪
ここまでお読みいただきありがとうございます。
ヘアサロンサカシタウィード 代表大坂正樹