アトピーでお悩みの方のための白髪染め考察

アトピーの症状がでているから・・・

でも、白髪が出てきたから何とかしたい・・・

 

いつもお読みいただきありがとうございます

毛髪診断士兼美容師、サカシタウィードの大坂です

 

アトピーの症状が出て顔周りや頭皮が赤く、荒れていたりすると白髪染めをするのに躊躇しますよね?

でも仕事の関係上や立場上、白髪染めを思い切ってやってみたら

頭皮がピリピリして、その後痒みが止まらなくなったり、頭皮が荒れて困った経験ありませんか?

当サロンをご利用されているお客様には、アトピーで悩んでいたりジアミンアレルギーで悩んでいる方が多数います

アトピーとジアミンアレルギーは違うのですが、「カラーグレス」で何とか白髪染めをすることができています

もちろん、症状の出方には個人差がかなりありますので、すべての方に対応できるとは限りません

なので、最初の問診や視診を大切にしています。その上で、一人一人に合わせた対処法を考えていきます。ご納得された方のみに、カラーグレスで白髪染めをします

 

経験上の話にはなってしまいますが、アトピーの方の対処法の一例をあげてみますね

いちばん見受けられるのが、夏場の汗をかく時期に皮膚が荒れやすくなっているように見聞きします

汗はアルカリ性で、アルカリ中和能がないアトピーの方の皮膚は荒れてしまうのでしょう。乾いたタオルで何回も汗をぬぐううちにも、荒れてしまうのかもしれません

アルカリ性に弱いアトピーの方の皮膚には、白髪染めを塗布する前の前処理として、弱酸性の特殊なローションをたっぷりと頭皮に振りかけて、アルカリに負けない状態をつくります。その後、炎症を抑える効果のある特殊なクリームをその上に塗布していきます。その処置をしたうえで尚且つ、カラー剤を頭皮に付けないグレスタッチという技法を使ってカラー剤を塗布していきます(頭皮の状態により1~3ミリ頭皮より離して塗布します。この辺はお客様と相談しながら進めます)

この工程により、頭皮への刺激はほぼなくなるのですが、アトピーの方はカラー剤塗布後のラップをかぶせたり、加温するといった行為で刺激を感じてしまうようなので、必ずラップをしないで自然放置にしています

放置後のシャンプーはジアミンアレルギーの方ほどには注意は必要ないように感じますが、必ず襟足から入念に流すようにしています。肌が弱い方が多いので、シャンプーは擦らないように注意しています。場合によりピュアミングで流します

*ピュアミングは特殊な3種類の薬剤を使用して、循環器を使用したジェット水流のみで薬剤を流すことができます(別途料金が発生します。詳しくはお問い合わせください)

もちろん、カラー剤にはシャンプーだけでは取れない薬剤がありますので、きちんとした残留薬剤除去をします

タオルドライやドライヤーは、髪と頭皮に万全の注意を払いながら仕上げていきます

当サロンでの仕上げはブロードライのような髪と頭皮に刺激が出やすい工程はおこないません。すべてアイロンを使用して仕上げさせて頂いています

 

おおまかですが、アトピーの方の白髪染めはこの様におこない、次回来店時に、気になったことやその後の頭皮の状態をお聞きしながら、微調整をしていきます

 

こんなかんじで、アトピーの方への白髪染めをしています

参考になれば幸いです♪

 

注意点は、安易に白髪染めをしてしまわない事!

カラー剤は塩酸や硫酸のような劇薬ではありませんが、細胞障害物質を含んでいます。肌の弱いアトピーの方は簡単にやられてしまいます

かならず慎重にやってくれる美容師を見つけて下さい

当サロンではご心配な方のために、特別無料相談を受け付けています。身近に相談できる美容師がいない場合は、是非ご活用ください。

微力ですがお手伝いさせていただきます

 

カラーグレスやピュアミングを使用したカラーグレスは、髪艶をよくする効果もありますよ

白髪染めをしているのに、髪が艶々していきます

アレルギー予防や髪を大切にしたい方にも最適です!

カラーグレスで年齢を感じない髪にしていきましょう♪

 

ここまでお読みいただきありがとうございます

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